【完全独学・一発合格】中小企業診断士2次試験「事例Ⅳ」のおすすめ問題集3選

中小企業診断士

こんにちは、susumuです。

このページをご覧になっている方は、

・1次試験は自己採点で合格したけど、2次試験の対策って何から始めればいいのか?

・事例Ⅰ~Ⅲは「ふぞろいな合格答案」で何とかなりそうだけど、事例Ⅳはどうやって対策したらいいのか? 

といった悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。

私自身、1次試験終了後に2次試験対策の情報収集をはじめ、今回ご紹介する問題集を活用することで、独学での一発合格を勝ち取ることができました。

今回の記事は、独学で中小企業診断士試験の合格を目指す方の悩みを解決できるように、私自身の体験も交えつつ、事例Ⅳの独学におすすめの参考書や勉強法などを紹介していきます。

事例Ⅰ~Ⅲのおすすめ参考書「ふぞろいな合格答案」についてはこちら↓

【完全独学・一発合格】中小企業診断士2次試験の対策には「ふぞろいな合格答案」がおすすめ!

1次試験終了後からの対策で間に合うか?

断言します。十分間に合います。

2020年の1月から勉強を開始し、2020年度の1次試験、2次試験に一発合格しました。

1次試験7科目の学習についてはこちらで解説しています。

2次試験の対策は1次試験の自己採点で合格を確認してから始めたので、3ヶ月程度で仕上げたことになります。

1次試験に合格する知識があれば、これからお伝えする参考書を活用して、合格は十分可能です。

1次試験の勢いそのままに、2次試験対策に取り組むことができるのも一発合格を目指す方の強みでもあります。

1次試験「財務・会計」の対策はTACのスピードテキスト&問題集

他のブログでも多く言われていることですが、事例Ⅳはきっちりと勉強すれば、確実に得点源にできる科目です。

1次試験の対策は中小企業診断士を取得する5年ほど前に簿記2級に合格していたこともあり、他の教科を優先し、1次試験の財務会計の対策はTACのスピード問題集の繰り返しと3年分の過去問演習くらいでした。

まずは基礎固めとしてTAC「集中特訓 財務・会計 計算問題集」

1次試験終了後、まずは基礎固めとして、1次試験対策として購入したものの手を付けていなかったTACの「中小企業診断士 集中特訓 財務・会計 計算問題集」を2周しました。

最後の数問を除いて1次試験レベルなのでサクサク進めます。

こちらの問題集は1次試験前に終わらせるのが理想ですね。

事例Ⅳの2次試験対策の定番問題集はこの2冊!

基礎固めの間に2次試験対策について情報収集です。

その結果、「事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&全ノウハウ」、「30日完成!事例Ⅳ合格点突破!計算問題集」が独学の場合の定番参考書であることがわかりました。

結論から言いますと、独学する場合は、この2冊は必ず手に入れましょう。

ちなみに、合格者のブログを見ていますと「意思決定会計講義ノート」という問題集も散見されましたが、感想を見る限り、試験レベルを超えて不必要に難しいのではという印象を受けました。

短期間で必要十分な対策をするという目的からすると不要と考えて、購入はしていません。

「事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&全ノウハウ」とは

全知識&全ノウハウ、いわゆる「全知全ノウ」は中小企業診断士2次試験の独学者のためのバイブル的存在です。

事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&全ノウハウ」は事例Ⅳに特化した「全知全ノウ」です。

例年4月頃に発売され、1次試験合格発表直後には在庫切れとなることも多いです。

最新版がもちろんベストですが、 直近の過去問演習は「ふぞろいな合格答案」シリーズでカバーするのであれば、1~2年前のものでも構わないと思います。私は2020年に受験しましたが、2018年版を使用しました。

第1章から第6章まであり、それぞれ「経営分析」、「損益分岐点分析」、「意思決定会計」、「セグメント別会計」、「キャッシュフロー会計」、「その他計算問題」となっています。

過去問を各テーマごとに収録しており、重要度でA~Cにレベル分けもしてくれています。

「事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&全ノウハウ」の学習の進め方

1次試験終了後から2次試験までの短期間で2次試験合格レベルに持っていくために、まずは2次試験のレベルを知ること、そして頻出テーマの基本的な知識と解法テクニックを身に着けることが重要です。

学習の進め方は序章の「本書の使い方」、コラム1の「6テーマの学習順序」を参考にしてほしいと思いますが、大まかに私の学習の進め方を紹介しておきます。

①事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&全ノウハウを8/2に購入しました。

②1周目の学習として、章ごとに基礎知識と解法のテクニック、そして例題とその解説をじっくりと学習し、重要度Aの問題を解きました。ここはじっくりと時間をかけて、解説も読み込みます。学習期間は8/5-8/23です。(お盆期間は帰省などであまり勉強できていません。)よくわからない部分はネットで検索すると、わかりやすい解説があったりもします。

③2周目として重要度A、B、Cすべての問題を解く。私の場合は2周目の学習期間は8/25ー9/10でした。重要度Aの問題は2回目なので、ある程度解けます。そして勢いそのままに重要度B、Cも解くことができるので、効率よく進みます。

④「事例Ⅳの全知識、全ノウハウ」の2周目が終了したら、もう一つの問題集である「30日完成」に取り組みました。

⑤「事例Ⅳの全知識、全ノウハウ」の3周目を10/17-10/24を実施しました。

⑥それぞれの問題のページに付箋を貼り、学習日と間違った問題、直前に見返しておきたい問題をメモしていました。また、解説で重要と感じた内容や忘れやすそうな内容の部分には付箋をどんどん貼っていきました。試験の直前期は、付箋の貼ってある部分を見ていき、どういった問題と答えかすぐに思いつくかどうかを確認していきました。

最初はなかなか歯が立ちませんが、それぞれの分野である程度問題のパターンは決まっているので、繰り返し解くことでパターンを理解すれば、あとは試験まで解く力を維持していく感じになります。「全知全ノウ」もしくは「30日完成」を使って2日に1回は事例Ⅳの計算問題に触れるようにしていました。

「30日完成!事例Ⅳ合格点突破!計算問題集」の活用法

私の場合は、事例Ⅳの学習範囲で漏れがないかを確認する目的で「30日完成」を活用しました。

先ほどもお伝えした通り、私の場合は「全知全ノウ」を2周した後に解き始めました。

「全知全ノウ」である程度学習が進んでいれば、「30日完成」は易しめの問題が多いのでサクサク進めることができると思います。

1周しながら間違った問題や不安のある問題をチェックしておき、2周、3周とする中で、絞り込んでおくと、直前の見直しもスムーズです。

「全知識&全ノウハウ」と「30日完成」どちらを優先すべきか

「30日完成」は過去問と比較すると易しめで、基本的な問題が並んでいます。

「全知全ノウ」よりも、こちらを先に学習してステップアップするという方法もあるかと思いますが、1次試験終了から2次試験までの短い期間に合格レベルに達する必要があることを考えると、間に合わない可能性もあります。

①まずは合格レベルを知る、②基本的な解法テクニックをマスターする、③実際の出題レベルでの問題演習、これらが1冊にまとまった「事例Ⅳ 全知識&全ノウハウ」の学習を優先して進める方が合格率は高まると思います。

事例Ⅳ以外にも事例Ⅰ~Ⅲの対策にも時間が必要です。

仕事や家族の都合で学習時間の確保が難しい場合は、「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」をまずは完璧にすること目標にすべきです。

そのあと、余裕があれば初見の問題に触れるために「30日完成」に手を付けましょう。

まとめ

今回の記事のまとめです。

・中小企業診断士2次試験は1次試験終了後からの対策で合格できる!

・基礎の基礎にはTACの「集中特訓 財務・会計 計算問題集」がおすすめ。

・独学者であれば、事例Ⅳの対策には「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」は必須。

・「30日完成!事例Ⅳ合格点突破!計算問題集」は網羅的な問題演習におすすめ。

・まずは「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」を3周しよう。そうすれば合格が見えてくる。

ぜひ、事例Ⅳを得意科目にして、中小企業診断士2次試験突破に向けて頑張ってください!

1次試験対策についてはこちら↓

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